昔から マスク中毒 や だてマスク と言われた マスク依存症 の令和版 顔パンツ
壱塾では、授業中 マスク着用禁止 を徹底しています。
だてマスク 依存症の原点
マスク依存症 はなぜ日本特有の現象となったのでしょうか?
日本の若者は,顔を隠して粋がる傾向があります。
マスク をすることで現代風に言えば匿名性が保たれ,自己保全の感覚を得られ,さらにコスプレにも似た現実逃避感覚が得られます。
これは今に始まったことではなく,昭和の時代より暴走族やヤンキー,チーマーなどが虚勢を張り,仲間意識向上のため特攻服やカラスマスクを着用したり,実際に悪事をはたらく際の顔バレ防止のため マスク ・サングラス・ヘルメットなどを着用していました。
中学生 の親世代(ひょっとしたら学生運動の時代)からマスク文化はしっかり根付いており,その気質は現代の 中学生 へと引き継がれています。
マスク の趣旨が医療ではなくなっている日本で,花粉症や季節インフルエンザなど,昭和の時代ではほとんど誰も問題視しなかったようなものが昨今過剰に意識されるようになり,親の過保護も手伝って「健康優良児」が無意味にマスクをするようになりました。
マスク は本来病人が着用するものにもかかわらず,健康な人間が使うといったおかしな現象が発生し,YouTube,ニコニコ動画,Fc2などの動画配信者も顔バレ防止のためにマスクを着用しており, マスク は医療と無関係のファッションアイテムとして認知されるようになりました。
中学生をはじめとする子供たちが,髪型や服装を変えると校則に抵触したり教職員に指導を受ける可能性がありますが,マスクならどんな形でもどんな色でも何も文句を言われません。こうして マスク は 中学生 や子供たちにとって自己のアイデンティティーを表現する格好のアイテムとなり,中学生 や子供たちが好んで マスク をする現象が多々発生する土壌が出来上がりました。
コロナ騒動よりはるか前の 2010年には,マスク依存症 や マスク中毒 が博報堂若者研究所の原田曜平氏によって だてマスク,伊達マスク と命名され,日本の若者の問題点として,認識されています。
コロナ騒動以前より,特に 中学生 の間で年がら年中マスクをしている だてマスク が散見され,全員とは言いませんが,一般的なの子供たちと比べ成績が悪い傾向が顕著にあらわれていました。彼らの精神的な側面はさておき,だてマスク をしていては物理的に表情が読み取れない,言語が不明瞭といった授業の根幹にかかわる部分に看過できない問題が発生しました。
メラビアンの法則
情報発信者が子供たち,受け取る側が講師・・・という構図です。本来,だてマスク をしながら複雑かつ緻密な授業など不可能です。
壱塾の授業は,ただ生徒の前で演説しているような誰でもできるものではありません。講師が子供たちに発する一言一言に意味があり,子供たちの微妙な表情の変化や発言を読み取りながら個々の学力を構築していきます。だてマスク をしていても学力上昇の効果はありますが,表情がよみとれず言語も不明瞭になるため,かなり能率が悪くなります。
このようなことから,壱塾では
2013年より 授業中の マスク着用 禁止 とし
コロナ騒動以前から現在に至るまで徹底しています。
当然壱塾は医療機関ではありませんので,精神疾患や体調不良を更生しません。対人恐怖症や喘息など慢性疾患はしかるべき医療機関にご相談いただき,一時的体調不良などはご欠席いただき,学習に支障がない状態で通塾願います。
だてマスク 依存症の進化
ご存じのように2020年初頭に新型コロナ騒動が起こり,本来うがいをすれば問題ないものを,マスコミがこぞって「ダイヤモンドプリンセス号」のニュースとともに「マスク転売 騒動」や「マスク買い占め 騒動」(ついでにトイレットペーパー買い占めもありましたねw)を連日報道しました。このような マスク 不足の危機感をあおるステルスマーケティングを執拗に行うことで,国民にマスクの希少価値を刷り込み,マスク所有欲を掻き立てました。
そして政府も立ち上がり,「アベノマスク配布」をおこなうことでマスク信奉者を量産していきました。(あえて使い物にならないアベノマスクを配布したのも,市場のマスク販売数確保のためかもしれません・・・)
そのころには,マスク = 感染対策 といった免罪符がうまれ,マスク着用こそが正義であるかの如き風潮が生まれ,マスク警察 などといったおかしな人々まで誕生させるに至りました。
マスク ではなく,うがいを推奨した大阪府の吉村知事がボコボコに叩かれたのも,強烈なインパクトを残しました。
結果,マスクをしていれば,何をしてもよい
という風土が生まれ,マスクさえ着用すれば
旅行OK 通学OK 飲みOK 人混みOK スポーツOK 満員電車OK・・・
と勝手に判断し,なし崩しにグダグダの行動様式になりました。
マスクがあれば何でもできる
日本人の気質にぴったりです。
現に,マスク着用 を半強制しながら,感染者数の加速度的増加を何度も招きました。
マスク着用 制度は,結果的に人流促進を生み,感染対策にならないどころか感染拡大の原因になっています。
しかし,一度 マスク の有用性をごり押しした手前,公には訂正できません。
コロナ騒動の初期,東京の感染者が 1日に 200人 程度で緊急事態宣言が発出され,学校なども長期間休校となりました。
マスク着用 キャンペーンを継続しながら,今や 1日に,千・万単位の感染者が居るにもかかわらず,緊急事態宣言どころかまん延防止等重点措置も終了しています。緊急事態宣言もまん延防止等重点措置も,政治家の都合や世間の空気感で発出されていたもので,確固たる指標がありません。マスク着用に関しても特に制度化されているわけでもなく,義務もありません。そもそも莫大な数の感染者がマスクに感染予防効果が無いことを証明しています。
今となってはマスクは本人がしたいからしているだけのお飾り「 顔パンツ 」 で,「感染対策」という言葉を都合のよい隠れ蓑にしているにすぎません。
また,日本人は,国内でマスクをしますが,海外旅行先でマスクをしません。そして,ウイルスをたっぷり輸入してきます。日本人にとって マスク っていったい何なのでしょうか。
最近では 忖度マスク という言葉も生まれ,ますますマスク着用が形骸化しています。
壱塾では,コロナ騒動の最中も マスク着用 禁止を徹底しながら,学校休校期間や短縮期間などを有効に利用することで学力の飛躍的な上昇を得られたこともあり,コロナ騒動の中で例年以上の合格実績を記録することとなりました。(もちろん塾内でのコロナ感染者は0です。家庭内やクラブで感染した塾生は居ましたが・・・)
忖度マスク with コロナ
コロナ騒動が治まった(皆の興味がなくなった)今,「 顔パンツ 」マスク依存症が残りました。もともと日本人はマスク をして粋がる気質の民族ですから,マスク不要と言われても頑なに外さない層が一定数発生しています。
中学生や子供たちのマスク依存症は矯正の必要性があり,すでに一部専門家も警鐘を鳴らしています。
中国新聞 2021年12月5日 の記事
FRIDAYデジタル 2022年1月11日 の記事
東京新聞 2022年5月10日 の記事
顔パンツ と揶揄されるのは,見た目や気分,または人目を避けるためだけの 忖度マスク のように,マスク着用そのものが目的となっているからです。もちろん,家庭内でマスクを外している方々も,マスクが感染対策にならないことをご存じなのでしょう。
マスク を着用してもしなくても, コロナ に感染してもしなくても, 顔パンツ でも 忖度マスク でも個人の自由です。
しかし個人的には,実際マスク をしていて コロナに感染した方々は,自らが医療現場を圧迫し税金を消費したうえ,マスク 越しにウイルスをバラまいたことを自覚し,今後の自身の交友関係や行動様式の改善に生かしてほしいとは思います。
ただし
壱塾の授業に於いては学費を頂いた上でご父兄のご期待に応えるべく結果を追求しますので,無法地帯というわけにはいきません。今後も,学力低下や学力上昇の妨げになる マスク の着用禁止を徹底し,塾の本懐である成績上昇に特化し,邁進していきます。