難関校を目指す塾では、算数や数学の宿題にてこずり、子供たちや保護者の方々が大変疲弊する・・・ことが当たり前のようになっていますが、壱塾ではそのような無責任な宿題を徹底的に削除し、濁ることのない純粋な学力を養成していきます。
壱塾では、原則宿題を出しません。
その理由は、下記にありますので、よろしければご一読ください。
ただ、原則宿題がないだけで、全くないわけではありません。
数・英・理・国 は、授業中にすべてやりきるので、よほどのことがない限り宿題を出しません。
※「よほどのこと」が気になる方は、お問い合わせください(笑)
社会や漢字など暗記の宿題は、間違いや勘違いが起こりにくいため、中学受験Pコースのみ存在します。(受験科目にもよります)
宿題を出さない 宿題がない 理由①
当たり前ですが、宿題に成績向上の効果なし!本当の理由は?に書いたように、
供給過多 になるためです。要するに多すぎるのです。
公立・私立にかかわらず学校での宿題が多く、それ以上宿題を追加してもメリットがありません。
解答解説を手渡したうえで宿題を出すことは、ただ単に作業量を増やすだけですから、たとえ出したとしても、完成度の低いものでは逆効果になるだけです。
宿題を出さない 宿題がない 理由➁
宿題を出して、ノート提出を求めたとしても・・・
本人の理解度が読み取れない からです。
ただめんどくさいだけの宿題(大量の計算など)は、論外ですが、少しでも難度の高い問題を宿題として課した場合、生徒自身が解き切れるとは限りません。
この場合、保護者や兄弟、しまいには学校の先生に聞きに行って、結局誰も分からずに諦めて終わるケースならまだいいのですが、誰かが解いた場合、それをそのままノートに写して持ってくるだけの伝書鳩になる子供たちが発生します。小学生の宿題ノートに思いっきり方程式が書いてあったりするようなケースですw
子供に質問されて、なんとかして解いてあげようという気持ちはわかるのですが、子供は何もせず全く成長せず、ただ大人が少し賢くなっただけで・・・無意味です。
宿題を出さない 宿題がない 理由③
解答解説を渡さなかった場合
間違った解法・解答が定着してしまう からです。
ここは、少々専門的な話になりますが、特に数学や理科において、解答解説がない状態で宿題を出せば、間違ってようが合ってようが、なにがしかの答えを書いていれば「宿題が終わった」「宿題が出来た」ことになります。そらそうでしょう。その通りです。自力でしっかり宿題をやろうとする子ならなおさらです。
しかしこれでは、正しく解いてない場合や、答案が間違っている場合、その事実を知るまでその子は自分のやったことが正しいと思い込み、間違った解法を定着させてしまいます。
ましてや、後日宿題をまとめて提出し、数日後に返却されるようなケースなど、自分の間違いに気づくまでかなりの時間が経過しますから、非常に危険です。
宿題を出さない 宿題がない 理由④
授業中に
すべてやりきる からです。
問題を講師の目前で解くことが、その所要時間や解法の詳細を把握するのに不可欠です。
また、一つの問題にもいくつかの途中経過や手順があり、どこで詰まるのかを細かく把握してこそ問題演習の意味があります。
例えば、簡単な分かりやすい例ですが、正負の+-の記号は、計算途中で一度間違えば不正解ですが、二度間違えた場合は正解になってしますケースが多々あります。これは、宿題丸投げでは子供たちは答えしか見ないのは当然ですから、発見できません。講師の目の前で解いてこそ、間違いの早期発見や軌道修正が可能になります。
もちろん、このような単純なものだけではなく、的外れな解き方をしても、たまたま正解が出てしまう問題もありますし、各科目の記号問題など宿題に出せば、単なるカタカナ練習になってしまいます。
このような問題は、危なくて宿題にできるはずないのです。
宿題を出さない 宿題がない 理由⑤
出来てない・やってない・持ってきてない・・など
注意・叱責が無駄 だからです。
学校や他塾では、コレを授業時間に行うことで、間を持たせ、時間つぶしをしますが、本当に無駄です。特に塾でコレをやると・・・授業料も無駄です。
「ちゃんとしてる子」は何とも思わないのでしょうか・・・それもそれでどうかと思いますが。
宿題を出さない 宿題がない 理由⑥
そもそも出す理由がないですし、出したところで
壱塾では、誰も得しない からです(学校や他塾は知りません)
ただ単なる悪しき習慣である宿題は、必要ないどころか、害悪でしかないからです。