塾の宿題 が多い? その理由は・・・

スポンサーリンク

このアーティクルは
宿題に成績向上の効果なし!本当の理由は?
の続編となっております。

淀川区 塾

塾の宿題の実態

塾の宿題は学校の宿題と同じように, 不条理に満ちています。

いやそれどころか, 学校よりもタチが悪いケースがほとんどです。

要するに実害があるということです。

塾の授業より宿題の方が難しい

ご存じない方も多いかもしれませんがほとんどの塾がコレです

塾で扱うテキストは学校の教科書のようなものではなく, 問題集である場合が多く, 単元別にみれば問題もなんとなく難易度順に並んでいるのが普通です。

そこで当たり前に行われているのが・・・

授業では

例題・類題・基本問題・標準問題・・・

といった比較的定番の簡単な問題を扱い

宿題に

練習問題・発展問題・入試問題にチャレンジ・・・

などといった少し難度が上がったものや入試問題などを, 丸なげにすることです。

ほとんどの塾がこのような宿題を課していますが, 中でも大手塾ほどこういった傾向が強いように思います。

ダメですよね(笑)

誰が考えてもおかしいです。

難しい問題を宿題に出して, 分からない子供たちはどうするんでしょうか・・・?

宿題処理班出動!!

もうお分かりかと思いますが, 特に大手塾, 特に中学受験塾で起こりえる不毛な戦いです。

分からない問題を大量に抱えた(特に)小学生・・・

学校の宿題程度なら秒殺でこなせる子供たちですが, 塾の宿題が大変すぎます。

学習・学力面ではそのへんの大人よりも優れている子供たちが手を焼く宿題です。

しかも, 毎回課される宿題に対してのテストが次回の授業冒頭に控えており, クラス分けなどに影響します。

保護者の方々のご苦労が痛いほどよくわかります。

ここでは, 子供たちではなく保護者の方々が試されます

〇教えられる保護者の方々が, 強引に教える

コレができる保護者の方であれば, 問題ないかもしれませんが・・・

ならば問題集を買ってきて, 保護者の方が初めから教えたほうがいいです。

何のために塾に通ってるんでしょう?

〇下請け他塾に通わせる・家庭教師を雇う

金銭的な問題もありますが, なによりその下請け他塾に通って成果が上がるのであれば,その下請け他塾だけに絞って通塾するべきです。少し考えれば当たり前のことです。

家庭教師にしてもしかりで, 成果が上がるものに集中したほうが良いです。

どうしても大手塾のテキストなどが欲しいのであれば, メルカリなどで購入されたらいいと思います。

私個人としてはこのタイプは理解できませんが・・・実際こういう掛け持ち塾系の保護者の方々は相当数いらっしゃいます。

〇塾の自習室やチューター制度を利用する

授業担当講師が一軍とすれば, チューター等は二軍・三軍といえるでしょう。

一軍講師の授業で分からない課題や宿題を, 二軍・三軍講師が指導してどうこうなるものではありません。

自習室に残って質問, チューターに質問, 大いに結構ですが, 大手塾からの壱塾へ転塾した子供たちのノートを見ると, チューターの説明らしきものが赤ボールペンなどで大人の字かかれています。しかしじっくり見ると, テキストの解説丸写しで答えを伝えているだけで何も教えていない現実が見て取れます。

チューターなどはそもそも独自に授業をできませんし, テキストから外れた解法や説明もできませんから, テキストの解説丸写し以外できません。

子供たちにとっては, そもそも初めから答えや解説を見れば済むものを, わざわざチューターに聞きに行って, 解説と同じものを書いてもらって, 出来たつもりになっているだけです。

無駄ですねw

自習室・チューターを利用する場合, さらに問題があります。

解説を写すだけの指導なら誰だってできますし, 子供たち自身がご家庭でもできます。にもかかわらず, わざわざ自習室やチューター制度を利用して

なんとなく漂う安心感 や 長時間塾に居たことの達成感

といったなんだかよくわからない充足感を得て, 「頑張ってる」という錯覚に陥ることが目的になってしまうことです。

これこそが大手塾のマインドコントロールです。

中には少しでも長くいたほうがコストパフォーマンスが上がってお得だと考える保護者の方もいらっしゃるでしょうが(笑)基本的には受験や学習に対して「私たちでは教えられないので」といったお話をされる比較的学習に消極的な保護者の方々にありがちなパターンです。「中学受験ごっこ」とでもいうんでしょうか。

塾の言い訳

大手塾は, 宿題を出してこそ成立するシステムを組んでいます。

テスト → 授業 → 宿題 → テスト → 授業 → 宿題・・・・

永遠に繰り返されるスパイラルです。

保護者などから

「成績がなかなか上がらないのですが・・・」

などというクレームを受けた場合

「宿題をしっかりやらせてください」

という, テンプレの返答が返ってきます。

他のお子さんは授業を聞いて宿題をやって成績を伸ばしているから、塾としては十分なサービスを提供している。成績が上がらないのは、あなたのお子さんの宿題のデキがわるいからでしょ

という論法です。

もし似たような経験をお持ちの保護者の方は, その塾から即刻退塾することをお勧めします。

宿題を出す以上, 出した教員本人がその宿題を子供たちに徹底的にマスターさせてこそ教育です

宿題を出すヒト

学校でも塾でも, 宿題という存在は

授業からはみ出したもの

すなわち授業でこなしきれない教職員のしりぬぐいです。

宿題が多ければ多いほど担当教職員の技術や情熱が乏しいということです。

(課した宿題をすべて解説してフォローするなら話は別です)

ただめんどくさいだけのものや, 逆に本人が解けないような問題を宿題にするようでは,教職員として失格です。

宿題として出すべきは, 授業で扱ったもののおさらいや塾の授業中に作成したノートの清書ぐらいです。授業のクオリティーが高ければ当然こうなります。このような復習作業は壱塾でも推奨しています。これを宿題として定義するかどうかは分かりませんが・・・

宿題に成績向上の効果なし!本当の理由は?

宿題がない塾 【 壱 塾 】 淀川区 十三

このページを紹介して頂くためのボタン

壱塾の各種アカウントを並べました