塾 えらび。塾 の 評判 と 実績 の裏側は?

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近年、様々な塾があります。

授業の形態・先生の質と数・授業料・対象年齢・・etc

皆さんは何を基準に塾選びをされていますか?

まず、「塾に通う」ことは義務でもなんでもないということを前提に、費用対効果を冷静に分析する必要があります。

学力は数字で表すことの出来ない漠然としたものですから、広告や、営業トークでは何とでも言えます。また、楽しい・分かりやすい・・などと言った感覚も、扱う課題次第で何とでもなります。簡単な問題をやれば分かりやすいし、塾で友達同士で遊んでたら楽しいわけです。

塾 に通う 動機

保護者の皆様にも様々な方がいらっしゃいますので、いくつかのパターンで「塾」を考えていきます。

子供さんが家に居ると困るご家庭

おうちが留守がちであったり、その他の理由で、お子さんが家に居ると困るようなご家庭は、すでに学校のクラブなどを利用され子供達の帰宅を遅らせていらっしゃると思いますが、さらにそれ以上に学校外での子守りを望まれる方は、

楽しく勉強

分かるまで勉強

勉強の習慣が身につく

などといったうたい文句で、友達が行っているような近所の塾や習い事にとりあえず一緒に通わせるといいでしょう。特に塾の中身にこだわる必要はありません。授業時間・フリーで使える自習室などを確認し、コスパだけで判断されるのも一つの手です。

塾に限らず、昨今急激に増えている、いきいき・放課後デイサービスなど、おおよそ学力と無関係な託児所を選択されるのもいいでしょう。

もちろん成績上昇は望めませんが、子供たちは楽しそうにかよい続け、とりあえず家に居なくなりますから安心です。

なんとなく塾に通わせたいご家庭

みんな塾に行きだしているから、ぼちぼちウチも塾に行かせようか・・・というかたもいらっしゃるでしょう。しかし、ほとんどの塾の先生は学校の先生より劣ります。
(まだ学校で教えられない大学生アルバイト講師など)
上記のような子供さんが家に居ると困るなどといった理由があるのでしたらいいですが、特に塾通いの必要が無いご家庭なら、学校の先生を今以上に活用されることをお勧めします。成績不振などの原因もあるかと思いますが、お子様の将来を素人の学生講師などにゆだねるよりも、国家資格を持った学校のプロ教員を頼った方が適切に対応していただけると思います。
「塾に通うこと」自体に、全く意味はありません。

難関校入試を想定される場合

難関校入試のための実力作りを望まれるのなら、学校の授業だけでは不十分です。もちろん塾に通わずに難関校入試を突破するお子様も時々いらっしゃいますが、その場合、ご家庭で相応の親御さんが強烈にご指導されています。学習面で最大の効果を発揮するのは、親御さんによる指導ですから、本来学校や塾は不要です。

しかしこれはどなたでも出来ることではないため、塾を活用いただく方も多いでしょう。この場合「塾選び」が非常に重要です。下記のようにしっかり下調べをおこなってから、大切なお子様を預けるようにしましょう。

成績を上げるためには

結論めいたことを先に申し上げれば、

塾のシステムや授業形態などなんでもよく、結果が全てです。

塾の職員や経営者がなにやら立派な理念やシステムを語ったとしても、結果が伴っていなければただの妄想です。

成績が上がるか上がらないか

この見分けは非常に簡単です。

各塾の合格実績を吟味するだけで、真っ当な塾かどうかを判断出来ます

合格実績が不明な塾は
公表できないレベルの実績だ
と、判断できますから、一気に塾選択が容易になります。

合格実績 の注意点

塾選びの最重要ポイントである合格実績ですが、各塾こぞって事実誤認を誘発する巧みな広告戦術を繰り広げています。
長く塾をやっている私や、詳しい方ならはさておき、保護者の方々のなかで塾の事情に詳しい方はなかなかいらっしゃいません。
ここでは、客観的事実からでも判断できる象徴的な塾の内部事情をお伝えします。

大手塾

大阪で有名な大手塾のなかには、生徒数が公称 48.000人 を超え、50,000人に迫る(2019年)ものもあり、それを踏まえた上で合格実績数を吟味する必要があります。

高校入試では一人で 3校 ほど合格してきます。優秀生が100人居れば,合格実績は300人分という風に,実績総数はあくまでも延べ数であり、実績を出した生徒はその三分の一程度の人数ということです。

ごく少数の実績生の裏側に、万単位の非実績生が居ます。

すなわち、チラシや広告に載らない莫大な数の非実績生が、公表されないままひっそりと卒業していくのです。

個別指導塾・単科塾 の他塾併習実績

逆に、個別指導や単科指導などといった塾が優秀生を輩出することがありますが、塾の形式上他塾との併習が常態化しており、それを念頭に置いて判断してください。

特に、特定の科目に特化した単科塾の場合、他の四科目の指導を他塾などに丸投げしています。
もちろん単科塾でも、生徒が実績校に合格した場合は「合格しました!!」と吹聴するのですが、それはあくまでも五科目中一科目だけの話です。

実際はその科目が足を引っ張り、結果的にその塾のせいで実績が下がった可能性さえあります。
おまけに単科塾は他塾のふんどしで相撲を取っているようなものですから、1人の合格実績を他塾とダブルカウント・トリプルカウント・・・しています。

個別指導塾 の 先生ガチャ

全く別のパターンですが、塾の規模(運営校舎数)が多い塾の場合、大勢抱えている先生の中に、たまたまアタリの凄腕の先生が居たことも考えられます。しかしそのような先生が、その塾の専任ではなく他塾と掛け持ちしていたり、すでに退職していたりするケースも多々あります。入塾してからの先生ガチャは・・まぁハズレますw。このように先生のアタマ数が多い塾も要注意です。塾はただの箱で、授業は担当講師次第であることを忘れてはいけません。

合格実績の見方

重要になるのは、各塾の上から下まで全員分の合格校、そしてその各学校レベルと合格者割合を把握することです。担当講師ごとのブレもある程度把握できます。もちろん、先生のアタマ数が少ない塾(壱塾は少ないです)は、塾(講師そのもの)の性能がそのまま反映されます。

卒業者総人数の大小は、質に関係ありません。生徒が多ければそれだけ先生が多いですから、アタリハズレが大きくなります。また、その塾の最上位生や最下位生は目立ちますが、人数割合が低い場合は無視するべきでしょう。

上から下まで全員分の合格校、そしてその各学校レベルと合格者人数を開示しない(できない)塾はそもそもダメですが、最近の塾は、底辺高校だろうがなんだろうがお構いなしに開示する傾向にあります。受ければ全員合格する定員割れ高校であっても、合格実績として大々的に宣伝します。この場合、どの学校がどんなレベルなのかを親御さんが知らずに判断すると大変です。各塾の合格実績に掲載されている学校名をご覧になっても、その学力レベルをご存じでない親御さんは、まず学校名を調査・認識される必要があります。

合格実績に、底辺高校を開示・掲示する塾は、それを見てもなお入塾させる親御さんを無知か消極的と確定的に判断します。絶対に避けるべき事態です。

当サイトの 大阪府 全 高校偏差値 のほか、他府県の方も、ネット上にも多数情報サイトがございますので、それらを利用されて、各塾の合格実績をしっかり吟味してください。

成績アップの第一歩は、親御さんの知識です

実際、多くの塾は子供たちを底辺高校(教育困難校)に進学させ、全員合格!と吹聴し、みんながんばりました!などといった、漠然とした宣伝文句で客寄せしています。
聞いたことがないような学校名がずらずら~とたくさん並んでいる合格実績は、まず疑うべきでしょう。

もちろん、底辺高校(教育困難校)も、進学先として立派な選択肢のひとつですが、中学時代に塾に通った結果の進学先としては、道理に合いません。

「塾にかよってたから、底辺校でも何とか合格できた!!」

これ 塾や学校にだまされてます

特に、塾推薦 などというワードには注意!!

塾に通わなかったとしても、確実に合格できています。

塾 にかよっていてもダメな場合

小さいころから成績が悪い、そもそも勉強が出来ない、塾に入れてても効果が無い・・・

もともとの成績が、その後もずっと影響し続けることは否定できません。

ただし、今の環境は即刻変えるべきでしょう。特に塾に通っていて成果がない場合やむしろ成績下降しているような場合は
塾で遊んでいるだけ
塾で寝ているだけ
というパターンも想定されます(よくある話です)。続けても無駄どころか弊害です。
即刻退塾して、塾にかよわないで学校の先生に相談してください。塾にかよわないことで学力が改善するはずです。
どうしても塾が必要な場合は他塾へ転塾ですが・・・親御さんによほどの「選塾眼」があれば別ですが、そもそも塾選びを失敗している前歴があるわけですから、転塾自体あまりお勧めはしません。

いずれにしても、「少し様子見てみて~」では、何ともなりませんw

淀川区 十三 塚本 新北野 塾